総裏
五月人形の鎧や兜の仕立てで質の良いものかどうか判断するには、まずは裏を確認します。
見た目が豪華でカッコいい五月人形。普段は見えない部分は職人の手でどの様なこだわりで作られているのでしょうか?
兜には錣(しころ)と言われる、兜のまわりを細長い板で覆って首の部分の守る部分があります表部分は、赤や黒・金色といった鮮やかな糸で装飾がされおりますが、錣の裏の部分を何度も厚く塗重ねて丁寧に仕立てをほどこしております。。飾り兜では、この3~4段ある錣の部分が全て平らになっているものを総裏と呼んでおります。
増村のインターネット販売
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追記:何を御相談したら良いのかわからないとのご意見頂きましたので、一例をここにご紹介したいと存じます。
1)この商品をケースに入れる事は可能ですか?その際の費用はどの位かかりますか?
2)同じ作家さんの物でもう少しリーズナブルな物はありませんか?
3)付属品は不要なのですが、付属品が無ければどの程度料金が変わりますか?

鎧・兜を飾る風習は、武家社会から生まれた日本の文化です。地位や名誉、威厳の象徴として、さらには子孫繁栄のお守りとして、さまざまな祈りが込められています。時には、神社に奉納されることもあります。
一水の名に込められた思いは、一筋に流れる水のごとく、自然に逆らわず、悠久の大海にそそぐ。また人の道もおなじく、おおらかに送れるようにとの願いがあります。
平安住一水・四代の今村達人(たつひと)さんは、作家名でなく本名。達人というその名は、「何事も人並み以上に達してほしい」との親心から名付けられました。実際に、ものづくりの達人です。「ものづくりに終わりはありません。先代の父は、死ぬ間際まで『今に満足するな、次にはもっといいものつくれ』と言っていました。その言葉がずっと心にあります。代々受け継がれてきた伝統を生かし、より洗練された伝統美をめざしていきたい」と、情熱を語ります。