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市松人形の意味

市松人形は歌舞伎役者を模してできたものです。
そのため、市松人形を贈る際には美しい子に育つようにという願いが込められます。また、姉妹全員に雛飾りを与えることが難しいことから、次女以降には市松人形を贈るという文化もあります。

  1. メモ
  2. 市松人形や雛人形など、日本には様々な種類の人形があります。
    それぞれに意味や由来があり、時代の流れとともにその扱い方なども変わってきます。
    しかし市松人形や雛人形は同じ時期、雛祭りのときに飾るなど、扱い方が少し似ています。ここでは、市松人形がどのようにして誕生したのか、またどんな意味があるのか紹介し、雛人形との関係についても触れていきます。
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市松人形とは

市松人形のみため

市松人形とは日本人形の一種です。
おかっぱで振袖を着た女の子が代表的ですが、市松人形にも男女があり、男の子の人形もあります。また、時代によって見た目も徐々に変化しているようです。男の子の場合には羽織などの正装をしています。サイズはものによって様々ですが、いずれも小さな女の子が抱えられるほどの大きさをしています。
顔は白く、眼は黒目が大きいのが特徴です。可愛い見た目をした人形ですが、見ようによっては怖い印象を与えることもあります。しかし最近では市松人形のバリエーションも豊富になり、現代風の見た目をしたものも増えています。例えば漆黒のおかっぱではなく、茶髪をした上に今どきのヘアアレンジをした髪型のものなどがあります。パステルカラーの着物で着飾るなど、現代的な人形も珍しくありません。

雛祭りに雛人形と一緒に飾るご家庭も

雛人形と並んで3月3日の節句に飾るもの

3月3日といえば雛祭りです。女の子の成長を祝う節句行事であり、雛人形はそのシンボルとも言えます。市松人形はこの雛祭りとも関係があり、この時期には市松人形を雛人形と並べて飾るということもします。

父親の実家から贈るという風習を保っている地域も

市松人形に関する文化は地域によっても違ってきますが、父親の実家から贈る風習のある地域もあります。この場合の市松人形には、雛人形と並んで飾るお出迎え人形としての意味合いが込められているようです。

長女は雛人形、それより下の子(次女・三女など)には市松人形を贈る地域もある

また、別の地域では長女に雛人形を贈り、次女には市松人形を贈るという風習もあります。本来雛人形は1人1つが基本と考えられていますが、いくつも雛人形を飾るのはスペース的にも難しくなってきます。雛人形が1人1つとされるのはもともと雛人形が持っていた役割に関係します。雛人形の由来と考えられている「流し雛」では、雛人形が子どもの厄を引受け、身代わりとして使われていました。
そしてこれを川に流していたのです。そのため、必然的に1人1つの雛人形が必要になっていました。しかし現代ではその意味合いも薄れつつあります。こうした背景もあり、雛飾りを姉妹で共有し、次女以降には市松人形を贈り、雛人形とともに飾るということが行われています。

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市松人形の歴史や意味

江戸時代の人気歌舞伎役者を模した人形

市松人形のはじまりは、江戸時代であるとされています。
江戸に佐野川市松という歌舞伎役者がおり、その美しさから人気もあり、これを模した人形まで発売されるようになりました。これが「市松人形」と名付けられ、一般庶民にも広まるようになったのです。
しかしそれ以前にも人形の文化はありました。「抱き人形」と呼ばれる人形は室町時代には存在しており、当時は公家の子どもたちのために作られたものでした。今では小さな女の子がぬいぐるみを持つように、昔も幼い女の子は人形を肌身離さず持つものでした。

しかし市松人形として発売されることで、また別の意味があるものとして特別な扱われ方をするようになります。佐野川市松はその美貌から人気が出た歌舞伎役者でしたので、市松人形を贈る際にも、佐野川市松のようなきれいな子にという願いが込められていました。
雛人形の原型となった文化はそれよりも古くからありましたが、これが雛祭りに伴う雛人形として現在の形に確立したのは市松人形と時期の近い江戸時代でした。雛人形は一般的に母親側の実家が贈るものと考えられていたため、市松人形は父親側の実家から贈るという文化ができたようです。

人形を単なるおもちゃから芸術品に

佐野川市松という歌舞伎役者の登場により「市松人形」が世に出回ることになりました。しかしこれはあくまで人形として、女の子のおもちゃとして扱われていました。
しかし、これが単なるおもちゃとして扱われるだけでなく、芸術品としても扱われるようになっていきます。もともと人形は公家の子どもたちが玩具として使っていたこと、また裁縫の練習台として使用されることもあったため、高価な衣装を着せた人形も出てきました。さらに腰や膝、足の関節が曲げられるように作られるなど、人形にも高い質が求められるようになってきました。
昭和になると、市松人形を国際的な贈答に用いることが増え、使節にふさわしい名称として「やまと人形」とも呼ばれるようになります。日米親善人形使節の交換などが代表です。やまと人形の名は、日本人形研究会が提唱し、さらに当時の業界がこれに賛同したことで正式に認知されるようになったのです。
市松人形も、こうした社会的な出来事をきっかけに芸術品としての価値を高めていきました。

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次女以降には市松人形を贈るべき?

上で、次女に対して市松人形を贈る文化があることに少し触れました。 たしかに雛人形の代わりに市松人形を贈れば省スペースにはなります。しかしこれが問題になることもあります。長女が雛人形を持っていると次女や三女などがこれを欲しがることがあります。しかし、そうは言ってもそれぞれに7段飾りを購入するのは、スペースだけでなく飾りつけも大変になってしまい、現実的に難しい家庭もあるかと思います。しかも雛人形をもう1セット購入しても、サイズなどに違いがあると長女か次女、どちらかに不満が出る可能性もあるため注意が必要です。そこで、三人官女以下の人形を共有にし、それぞれに男雛と女雛のセットを買い与えるなどの工夫をしてみると良いかもしれません。
また、市松人形を贈る場合であっても、次女にだけの人形であり特別であると伝えることで納得してくれるかもしれません。
上手に伝えることがポイントになってくるでしょう。雛人形よりも大きく、存在感のある市松人形などであれば説得もしやすいかもしれません。
雛飾りは家庭のものとして、長女と次女共有のものとして扱い、それぞれに小物を用意するのもよくあるケースです。

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まとめ

市松人形は江戸時代から存在する日本の伝統的な人形です。
子どもが無事に成長することが簡単ではなかった時代があったため、もともとは身代わりとして人形は使われていました。時代も変わり、佐野川市松という美しい歌舞伎役者が出てくることで、身代わりとしての意味合いだけでなく、きれいな子に育ってほしいという願いが込められるようになったのです。
雛祭りの時期になると雛人形が飾られるようになりますが、市松人形もここに並べて飾るのが一般的です。そのため、姉妹それぞれに雛人形のセットを購入することが難しい場合には、市松人形を雛人形の代わりとして贈るということも珍しくありません。しかしこの場合には、不満が出ないよういろいろな工夫をしてあげるようにしましょう。

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