ひな人形 五月人形の増村人形店
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雛人形は誰が買うもの?雛人形を買ってもらうときのポイントも

雛人形は昔、母親の実家が送るものでした。しかし家族のあり方が変わったため、両家の祖父母どちらが雛人形を買うかでもめてしまうことも多いようです。せっかくのお祝い事で揉めないためのポイントや行動アイデアをご紹介していきます。

お孫さんや娘が誕生し迎える初節句。
せっかくのお祝いの日にも関わらず、誰が雛人形を買うかによって両家と揉めてしまうことがあります。
そうならないために、この記事では、雛人形の昔の慣習を明らかにしながら、祖父母に買ってもらう場合の気をつけるべきポイントを紹介していきます。
せっかくの初節句、揉めることなく、みんなで楽しめる日にしましょう!

1.昔は母親の実家が贈るものだった

いきなり気をつけるポイントに踏み込むのではなく、昔の慣習から誰が雛人形を買うのが一般的だったのかを明らかにしてみます。
結論からいえば、昔は母親の実家が雛人形を送るのが一般的でした。
「嫁入り」という言葉があるように、昔は娘が婿側の家庭に入ってしまうとなかなか頻繁に会うことができませんでした。なぜなら、ほとんどの夫婦が嫁いだ先の親と同居してしまい、嫁ぎ先の家族に気を使わなくては行けないからです。
そうは言っても、孫が元気でやっているか幸せに過ごしているのか気になりますよね。
そのために母親の実家が雛祭りや端午の節句などをはじめとする孫のお祝い事のタイミングで、祝いの品を持って、婿家庭を尋ねることで、娘や孫に会う口実を作っていました。
今もそうですが、昔は「婿入り」よりも「嫁入り」の方が多かったため、母親の祖父母が雛人形を用意し、婿側の家庭にプレゼントすることが一般的になったと言われています。

2.今は父親の実家が贈る、親が自分たちで購入することも

上記では、母方の実家が雛人形を買うのが慣習になっていることをお伝えしてきました。
しかし、今ではそのような慣習は一般的ではありません。その理由は昔と家族のあり方も変わってきているからです。
最近では、核家族化が進み、昔のように嫁ぎ先の家族と同居する例も少なくなってきました。
そして以前に比べて、伝統や慣習に縛られなくなってきました。
たとえ嫁入りしたとしても、実家に頻繁に帰ったり、連絡を頻繁に取ることで以前のように孫の様子を見に行きづらいということも前ほどないでしょう。
そのために、母方の実家が雛人形を買うという慣習自体も弱まってきています。では、他の家族は誰が買っているのでしょう明らかにして行きます。

祖父母の気持ちを大切にしてどちらかに買ってもらう

まず最初に考えられるのが、どちらか一方の祖父母に買ってもらうケースです。
昔は母方の実家が雛人形を送るのが一般的だとお伝えしましたが、最近では、父親の実家が購入することも珍しいことではありません。

母親の実家には雛人形、父親の実家には市松人形を買ってもらう

どちらか一方だけに買ってもらうのはなんだか気まずいという場合は、イベントに応じて、母方・父方を分けるというやり方も良いでしょう。
例えば、母方の実家からは雛祭り用の雛人形を買ってもらい、父親の実家からは5月の子どもの日用に市松人形を購入してもらうことで、両家の気持ちも汲んであげることができます。
これが、親で話し合って、祖父母には分担して買ってもらうケースです。

両家の祖父母からお祝い金として費用を出してもらい親が買う

もし両家の祖父母がどちらも出したいという場合は、どちらからもお祝い金としてお金をもらって、親が買うパターンでもいいのではないでしょうか。
どちらか一方に買ってもらうと、片方の気持をなおざりにしてしまったり、上記で紹介したイベントごとに分担するのも手間がかかり、面倒くさかったりします。
そこで、お祝い金として両家からもらうことで、問題は解決されます。
親としては、自分達が一番欲しい雛人形を買うことができますし、祖父母としても自分が関わった感覚を持つことができます。

地域の風習に従う

都内近辺に住まれている方は関係ないですが、地域密着型で人との繋がりが濃いような地方では、いまだに風習が根付いていることもあります。
雛人形は、絶対には母方の祖父母が購入するしきたりがある地域や先祖代々で雛人形を受け継いで行くような地域もあるでしょう。
以上が、雛人形を買ってもらう際の考えられるパターンです。

3.祖父母に雛人形を購入してもらうときのポイント

祖父母の気持ちを大切にして良い雛人形を買ってもらうには

祖父母に雛人形を購入してもらうと決まれば、できるだけ気持ちよく買ってもらいたいですよね。
ですが、ポイントを押さえておかないと、考えもしなかった問題が発生してしまうかもしれません。

  • 両家の祖父母が買ってしまう
  • 購入を断って祖父母が残念がる
  • 時期が遅れる

などが考えられますが、次にそうならないための行動アイデアを紹介していきます。

一緒に店に行って購入する

購入する際は、自分達も同行するといいでしょう。
同行することで、自分達が欲しい雛人形を選ぶことができますし、祖父母の意見も取り入れながらベストなものを選ぶことができます。

両家の両親と話し合っておく

気づいたら、両家の祖父母が雛人形を買ってしまったなんてことがないように、両家の両親と話し合う機会を設けるようにしてください。
そうすることで、買うとしたらどちらの家族が買うのか、もしくは実家にある雛祭りをもらうのかなどの意思疎通をしっかり行い、揉め事が起こらないように先に問題を潰しておきましょう。

お金をもらい、代理で購入する

両家の祖父母が孫に雛人形を買ってあげたいという場合、お金を折半でもらって代理で購入するのも有効な行動かもしれません。
お金をもらって代理で購入することで、自分たちにあった雛人形を選びつつ、両家の顔を立てることができます。
ですが、祖父母側からするとお金だけ渡して終わってしまうと、少し寂しい気持ちになります。そうならないように、お披露目会と称して自宅で食事会をするのも良いかもしれません。
もし遠方に住んでいるなら、孫と雛人形の写真や動画を送ってあげるだけでも変わるのではないでしょうか。

祖父母に最低限伝えるべきポイント

祖父母が選んで購入してくれることになった場合に最低限伝えておくべきポイントがあります。

例えば、

  • サイズ
  • 何段

は住んでいる家の大きさによるので、しっかり話し合っておく必要があるでしょう。
ましてや暮らしていても狭い部屋に大きな雛人形がくることでストレスになってしまっては元も子もありません。
それ以外に伝えておくべきポイントとしては、どの程度本格的な雛人形が欲しいかです。
本格的なものであればあるほど、ケースから出して装飾するまでに時間がかかり、押入れに収納するも手間がかかってる場合があります。逆に、想像以上に簡易的で小さい雛人形をもらっても、なんだか物足りないと感じてしまうかもしれません。
できる限り希望通りの雛人形を買ってもらえるように、しっかり自分たちの要望を伝えましょう。
ここまでサイズや本格度合いについて書いてきましたが、忘れがちなのが、「いつまでに購入するか」と言った期限に関しても共通認識を持っておく必要があります。
雛祭りの日に合わせて、買ってくれると思っていたら、祖父母も忘れていて当日間に合わないなんてことも…!
せっかく買ってもらえるからこそ、一番欲しいと思う雛人形のイメージを伝えるようにしてくださいね!

4.まとめ

繰り返しになりますが、せっかくのお祝い事の日に、誰が雛人形を購入するかで揉めてしまうのは非常にもったいないです。
昔の慣習のように母方の実家が雛人形を送る必要はもうありません。
積極的に祖父母とコミュニケーションを取り、自分たちに一番あったやり方で雛人形を購入するのが良いでしょう。
素敵な雛人形とともに、両家円満に楽しく過ごせることを願ってます!